皆様こんにちは！風のスタジオ古河本店です。

10月に入っていよいよ七五三シーズンも本番という雰囲気になってきましたね！

七五三は古くから毎年11月15日がお祝いの日となっています。

実際その日は都合がつかなかったり混雑を避けたいという理由で現在では

10月～12月の都合のいい日にお参りにいくというのが一般的となってきていますね。

ではなぜ七五三のお祝いは11月15日となっているのでしょうか？

その理由、実は諸説あるんです！

①鬼が出歩かない日・縁起のいい月

11月15日は「二十七宿の鬼宿日」といって、鬼が出歩かない日だと昔からいわれており、婚礼以外のお祝いをするのに良い日だとされています。

また、陰陽道において旧暦の11月は「一陽来復」と呼ばれる縁起の良い月だったからという説もあります。

②収穫や子供の成長を神様に感謝する日

11月は元来、その年に得ることができた作物の実りに対して、神様に感謝を捧げる月でした。

満月の11月15日は全国各地で収穫祭が行われていた習わしが、収穫だけでなく子供の成長についても神様に感謝し、加護を祈るようになったといわれています。

③徳川家の子の健康祈願

現在のように七五三を盛大にお祝いするようになったのは江戸時代からになります。

5代将軍徳川綱吉の息子である徳松は幼い頃から身体が弱かったため、11月15日に徳松の健康祈願を盛大にするようになったことが庶民にも伝播したということです。

昔はもちろん現代のように医療は発展しておらず、幼い命が失われることは決して珍しいことではありませんでした。

子どもが七五三の年齢まで育つというのは大変喜ばしいことだったのです。

「七つまでは神の内」というように、その年までの子どもの成長は神様にお任せするものでした。

七五三ではお子様が無事にその年まで健康に育つことができたことをみんなでお祝いし、

これまで見守ってくださっていた氏神様やご先祖様たちにお参りをして、

感謝の気持ちとこれからの健やかなる成長をお祈りする大切なものです。

みなさまの大事なお子様の七五三、ぜひ風のスタジオでお手伝いさせてくださいね♪